5人家族でただでさえ食費がかかるのに、自粛の影響でさらに食費が増えて不安…。
どうやったら食費を節約できるか知りたい。
できれば簡単で取り入れやすい方法がいいなぁ。
- 5人家族の平均の食費
- 食費の予算の立て方
- 簡単な食費の管理方法
- 忙しいママでもできる節約術
前回の記事で書いたとおり、休校の影響で食費が10万円超えてしまい、破産寸前の我が家です。

このままでは家計がやばすぎるので、計画的に節約を始めてみることにしました!
「今さら?」なんて声が聞こえてきそうですが、今まで節約をしてこなかったわけではないんです。
私はママになって10年経ちますが、食費の節約にチャレンジした数は両手では数え切れません。そして、それと同じだけ挫折も経験してきました。
今回は、今までの反省を生かして、食費節約の挫折のプロである私でも続けられる方法を厳選しました。
食費の節約は以下の3ステップで攻略できます。
- 予算を決める
- 食費の管理方法を見直す
- 食費の節約術を実行する
この記事で紹介する方法で計画を立てて実行すれば、誰でも簡単に食費を減らすことができます。
「食費の節約にいつも挫折してしまう」「自分の家庭の適切な食費の予算がわからない」そんな方は、ぜひ記事を読んでみてくださいね!
もくじ
5人家族の食費はいくら?
5人家族の食費っていくらが普通なんでしょうか。
全国の平均と我が家の食費を比べてみました。
みんなの食費が気になる!平均を調査してみた
5人家族の食費の平均を検索してみたところ、こんなデータを見つけました。
総務省統計局が2020年に発表した家計調査を参考にすると、5人家族の生活費の平均は約42.5万円です。
以下は、統計局のデータを参考にした5人家族の生活費の内訳です。
家賃(住宅ローン) 約120,000円 食費 約75,000円 水道光熱費 約20,000円 家具・家事用品 約8,000円 衣類代 約15,000円 交通費 約7,000円 通信費 約20,000円 自動車維持費 約25,000円 教育費 約40,000円 趣味・娯楽費 約25,000円 交際費 約15,000円 生命保険料 約35,000円 その他雑費 約20,000円 合計 約425,000円 上記の表はあくまで目安金額です。住む場所やお部屋の間取りなどの条件や、毎日の食費など、生活スタイルによって必要な生活費は変わります。
5人家族と言っても、子供の年齢や家族構成によって状況は変わります。
うちみたいに大人2人子供3の家庭もあれば、大人だけの家庭、大人が1人だけの家庭もありますもんね。
平均値はあくまでも目安にして、それぞれの家庭にあった予算を決めましょう。
我が家の食費は、こんなに高かった!
5月も半分を過ぎたので、5月1日から15日までの食費を計算してみました。
ちなみに我が家の家族構成はこんな感じです。
- パパ(38歳・仕事自粛中)
- ママ(33歳・在宅ワーク)←私
- 長男(小5)
- 長女(小2)
- 次男(1歳10か月)
今はコロナウィルスの影響でいつもよりも食費が多くなっています。
まず、5/1~5/15までのレシートをすべてかき集めました。

自粛の影響でまとめ買いをしているので、1枚のレシートがめっちゃ長かったです。
5/1~5/15のレシートを全部合計してみると、63,962円でした。
半月で6万4千円なので、5月後半もこのままの生活を続けていくと、1ヶ月の食費は約12万8千円ということになります…。
全国平均の7.5万円に比べて、まさかの5万円も高いという結果になってしまいました。
食費の予算(目標金額)の決め方は2種類
実は、前回の記事で食費を9万円に設定してみたのですが、いまいち確信が持てていませんでした。
そこで、食費の決め方を調べるために片っ端から節約系のサイトを読み漁りました。
そこで食費の予算の決め方は、大きく分けて2種類ということがわかりました。
以下の方法で食費の予算を決め、目標をクリアしていけば食費をだんだん減らすことが可能です。
①エンゲル係数で計算する
クリアできたら、
②前の月の食費から考える
それぞれについて、詳しく説明していきますね!
エンゲル係数で計算する
エンゲル係数とは全体の支出に占める食費の割合のことで、一般的な目安は25%と言われています。
でも子育て世帯は、子供を育てるために色々とお金がかかりますよね?
だから25%だとなにかと厳しいみたいで…子育て世帯のエンゲル係数の理想は20%です。
我が家の家計全体の支出は、ざっくり計算してみたところ約45万円です。
ということは、
45万円 × 20% = 9万円
我が家の理想の食費は9万円ということになりました。(たまたま前回の記事で決めた金額と一致したので驚いています!)
もうこの金額をクリアしているという方は、次の方法でさらに食費を減らしていきましょう。
前の月の食費から考える
次は、前の月の食費を元にして考える方法です。
この方法は、エンゲル係数20%までは食費を節約できていて、さらに減らしたいという人におすすめです。
たとえば我が家の場合、エンゲル係数20%で割り出した食費は9万円です。
そうすると、1日・1週間ではこれだけ予算があることになります。
1日 3000円
1週間 2万1000円
この金額を元にして、こんな風に考えます。
今月は1日あたり300円減らしてみよう!
⇒1ヶ月の予算を8万1000円に
1週間の予算を3000円減らしてみよう!
⇒1ヶ月の予算を7万7000円に
目標をクリアできたら、次の月はさらに減らす…という風にしていくと食費をどんどん削ることができそうです。
食費の管理方法で気をつけるべき3つのポイント
予算(目標金額)が決まったら、次はお金の管理方法です。
食費の管理方法をきちんとしておかないと、何を基準に行動したらいいかが曖昧になってしまいます。
食費の管理方法で気をつけるべきポイントは以下の3点です。
- 一週間ごとに管理する
- 食費だけ別の財布に分ける
- お米や調味料は別で考える
ひとつずつ解説していきますね!
一週間ごとに管理する
1ヶ月の食費の目標を決めても、月の初めの方で使いすぎてしまった経験はありませんか?
途中で予算の残りをチェックしてみると、少なすぎて絶望してしまうんですよね。
計画的に食費を管理していくためには一週間ごとの予算に分けて管理していくのがおすすめです。
「1日ごとのほうが正確なのでは?」と思うかもしれませんが、毎日買い物に行く人以外は1週間のほうがやりやすいはずです。
食費だけ別の財布に分ける
食費とそれ以外の生活費を一緒に財布に入れておくと、いくら使っていいのかわからなくなってしまいますよね。
そんなときは、食費用のお財布を分けると簡単に予算の管理ができます。
食費だけ別のお財布に分けるメリットは、残金がすぐに分かるところです。
1つ目のポイント「1週間ごとに管理する」との合せ技を使えば、細かい家計簿などをつけなくても食費の管理ができるようになります!
お米や調味料は別で考える
一週間ごとに予算を決めて、食費だけ別の財布に分けても、壁にぶち当たるときがあります。
それは、お米や調味料のようなイレギュラーなまとまった出費のせいです。
お米や調味料は一週間ごとの予算とは別で確保しておくことをおすすめします。
我が家の場合は、以下のように設定してみました。
- 1週間(7日分)の予算:1万7500円
- お米・調味料:1万5000円
1日分を2500円として計算してみました。
食費の節約術5選【忙しいママでもOK!】
予算が決まり、食費の管理方法もわかったら、具体的な食費の節約方法を知って実行していきましょう!
私のように子供が3人いたり、下の子が小さかったり、ワーママだったり…忙しいママでも実践できる方法をまとめてみました。
- 外食を控えて自炊をする
- 安いお店で買う
- 安い食材を使う
- 野菜はまとめ買い&冷凍保存
- 外出時の買い食いに注意!
この5つの方法なら、忙しいママでも実践できそうじゃないですか?
他にも作り置きや節約レシピなど時間がかかりそうな節約方法はたくさん見つかったんですが、そういうのって挫折しますよね。
1つずつ説明していきます。
外食を控えて自炊をする
これはきっと食費節約の基本だと思います。
食費は圧倒的に「外食>自炊」ですよね。
中には牛丼チェーンなど激安で食べられるものもありますが、体に良いとは言えませんよね。
ママが疲れたときにたまに使うなら全然アリだと思いますが、基本は自炊で頑張りましょう。
安いお店で買う
同じ食材を買うとしても、お店によって金額に差がありますよね。
コンビニとスーパーを比べてみると一目瞭然です。
コンビニはどこにでもあるし、夜遅くでも朝早くでも開店していて便利ですが、食費の節約という観点から見るとNGです。
なるべくスーパーに行きましょう。
スーパーの中でも、業務スーパーなどの安いお店でまとめ買いするようにすると食費の節約になります。
近くに利用できるお店が限られている場合はわざわざ遠くに行くと交通費と時間の無駄になってしまう可能性もあるので、通いやすい範囲内でなるべく安いお店を探してみましょう!
安い食材を使う
安いお店を選んでも、高級肉なんか買ってたらちっとも食費の節約になりませんよね。
安くて栄養満点の優秀食材がたくさんあるので、積極的に使っていきましょう。
安い食材には、以下のようなものがあります。
- たまご
- もやし
- じゃがいも
- 玉ねぎ
- きのこ類
- 鶏むね肉・ささみ
- ちくわ・さつま揚げ
- 缶詰
- 納豆・豆腐
- 油揚げ・厚揚げ
上記の食材は、使い回しが効くのでレシピのバリエーションが幅広く飽きにくいです。
他にも、今が旬の野菜はシーズン外よりも比較的安く手に入ります。
野菜のまとめ買いについて、次の項目で説明します。
野菜はまとめ買い&冷凍保存
野菜って普段どのように買っていますか?
私は今まで小分けのものや、カット野菜を好んで買っていました。
でも、野菜を小分けで買うのは食費の節約の観点から見るとNG行為です。
たしかに忙しいママにとっては、切って分けて冷凍しておくのってめんどくさいしハードル高いですよね。
でも、最近は自粛の影響でたくさん食材を使うので、野菜をまるごと買うようにしてみました。
ポイントはスーパーから帰ってきた時点で切って冷凍してしまうこと!
外出時の買い食いに注意
家の中での食費については今まで挙げてきた方法でかなり改善できると思いますが、さらなる問題は外出時の買い食いです。
外出したついでにコンビニなどで飲み物やお菓子をちょこちょこ買っていませんか?
1回1回の金額は少ないので大丈夫だろうと軽く見てしまいがちですが、1ヶ月単位で考えると結構バカにならないんです。
買い食いを減らすためにできることは、この2つ。
- マイボトルを持ち歩く
- 空腹状態で出かけない
のどが渇いたら持ち歩いているマイボトルから水分補給をすればいいし、お腹が空いていなければ食べたいという衝動にかられません。
ほとんどの買い食いは阻止できるはずです。
私もそうなんですが、出かけたときに美味しそうなものを見つけて食べ歩きしたりおしゃれなカフェに行くのが趣味という方もいますよね?
そういう場合は、出費の出どころを分けてみましょう。
買い食いは自分のためのプチ贅沢と割り切って、ママのお小遣い費から支払うようにするのも1つの方法です。
5人家族の食費はこれで減らせる!
5人家族の食費の全国平均は7.5万円(我が家より5万円も安い!)ということがわかりました。
食費を減らすためには、この3ステップが重要です。
- 予算を決める
- 食費の管理方法を見直す
- 食費の節約術を実行する
まず予算を決め、その予算を管理する方法を見直し、目標達成のために節約術を実行すれば、必ず食費は節約できるはずです。
私もまだまだ節約初心者ですが、まずはエンゲル係数20%を目指して今月の残りを過ごしてみたいと思います。
自粛生活で食費が増えがちな今こそ食費を見直して節約してみませんか?
