でも、赤ちゃんの発達によくないって聞いたことあるけど本当なのかな?
欲しいけど、やめたほうがいいのかな…
この記事では、こんなお悩みに答えます。
お座りができるようになる前の赤ちゃんでも座らせられる便利なバンボですが、赤ちゃんの発達に悪影響があるというウワサも…。
「みんな使ってるから大丈夫だろう」と思うかもしれませんが、それだけで買うのはちょっと不安ですよね。
さらに、バンボのデメリットとそれぞれの対処法についても説明しています。
バンボの発達への悪影響は心配しなくていい
バンボは長時間使用せず、使用後にうつぶせ遊びを取り入れる
他にも、「太ももがキツイかも」「変色が心配」という人のために大きめの類似商品や変色しない保管方法についてもお話ししています。
- 子供が2人以上いるママ
- ワンオペ育児の時間が長いママ
- 腰すわり前の赤ちゃんのグズグズで悩んでいるママ
逆に、今すぐにバンボを買わなくてもいいのはこんな人です。
- この記事を読んでもリスクが怖いと思う
- 誰かに抱っこを代わってもらえる環境にある人
- 1人で赤ちゃんを見ている時間が少ないママ
育児をサポートしてもらえる環境が整っているなら、バンボを買わなくても腰すわり前の育児を乗り切れると思います。
この記事を読めば、バンボのデメリットを踏まえた上で買うか買わないかの判断ができるはずです。
バンボを買うか悩んでいるという方はぜひ最後まで読んでみてください。
もくじ
バンボのデメリットやよくないと言われる理由と対処法
バンボのデメリットは以下のとおりです。
- 赤ちゃんの発達に影響があると言われている
- 太ももがムチムチだとちょっとキツイ
- 変色の可能性がある
それぞれのデメリットについての説明と対処法についてお話します。
赤ちゃんの発達に悪影響があると言われている

バンボは腰すわり前の赤ちゃんでも座ることができる便利なアイテムです。
でも、その便利さゆえに「自然な発達の過程を無視しているのでは?」との声があるのも事実です。
買うのやめよう!
バンボが赤ちゃんの発達に悪いと言われているのは、赤ちゃんが自力でお座りやハイハイの練習をするのを妨げてしまうからです。
でも、よくよく考えてみるとこんな疑問が浮かびます。
- そんな長時間は機嫌が悪くなるから座らせられない
- バンボを使わないで膝の上にお座りさせても同じでは?
つまり、発達への悪影響が心配なら、長時間の使用をやめて発達を促す運動を行ってあげることで解決します。

TUMMY TIMEとはうつぶせ遊びのことです。
うつ伏せ遊びにはリラックス効果と発達を促す効果があると言われています。
太ももがムチムチだとちょっとキツイ?
バンボは太ももがムチムチな赤ちゃんにはちょっときついと言われているようです。
ちなみに我が家の子供3人は、
- 長男…小さめ
- 長女…小さめ
- 次男…大きめ
という感じで3人目だけビッグなんですが、3人ともバンボは問題なく使えました。

↑これは次男(3ヶ月)。バンボを買って初めて座らせたときの写真です。
参考までに次男の赤ちゃんのときの体型はこんな感じです。
- 生まれたとき 3,384g
- 3ヶ月検診 7,320g
なので、大きめと言ってもうちの子と同じくらいのサイズなら問題なく使用できます!
どこへ連れて行っても「大きいね!ムチムチだね!」と話題になるレベルの赤ちゃんじゃなければ大丈夫です。
バンボの太もも事情が心配なら、少し大きめの作りのカリブという類似商品があります。
カリブはお値段もバンボの半額くらいで買えるので、とくにこだわりがなければカリブもおすすめです。
私もカリブと悩みましたが、あとで売ることを考えて、高く値段がつきそうなバンボに決めました。
バンボの素材は変色しやすい?

バンボの素材、ウレタンフォームは変色しやすいです。
変色しても使用上は問題ないですが、黄色っぽくムラができてしまうので見た目がかなり悪くなります。
バンボの変色は一度してしまったら元には戻せません!
変色の原因と対処法についてきちんと調べたので、次のお子さんが使うまでキレイなまま保管しておけますよ♪
バンボの素材が変色してしまう原因は、この2つ。
- 紫外線
- 湿気
なので、保管するときにはビニール袋などで密閉して暗い場所に保管すればOKです!
「バンボは発達に悪影響なのか」我が子たちで検証!
それぞれの発達の早さや運動神経を比べてみました!
子供たちと、バンボとの付き合いは以下のとおり。
→存在自体知らなかったため、バンボは使わずに育てる
→バンボ大活躍!かなり愛用しました
→悩んだ結果、購入。2人目同様、バンボを使用
では、さっそく比較してみます!
バンボ使用なしの長男の場合
バンボを使わなかった長男の発達と運動神経はこんな感じです。
長男(1人目)
- 成長速度遅め
- 歩いたのは1歳過ぎてから
- 姿勢が悪くて、猫背
- 運動オンチ
バンボ使用ありの長女と次男
そして、バンボを使って子育てをした2人目・3人目の子供はこんな感じです。
長女(2人目)
- 成長はやめ
- 9ヵ月で歩く
- 骨に異常があると言われたことなし
- 運動神経抜群。
次男(3人目)
- 成長ややはやめ
- とにかく元気!
- 2歳現在、3人の中で一番運動神経がよさそうな予感
3人の発達と運動神経を比べた結果!
バンボを使った子・使わない子の発達の早さと運動神経を比べた結果、3人のうち一番発達が遅く運動神経が悪かったのはバンボを使わずに育てた長男でした。
我が子たちを見ている限り、バンボは子供の発達や運動神経と関係ないと思います。
実際のところ、発達のスピードや運動神経に関しては個人差によるところが大きいです。
バンボを使ったせいで悪影響が出るのなら、とっくに発売中止になってますよね。
バンボが2006年から10年以上も人気商品として販売し続けられているということも、安心材料の1つになるのではないでしょうか。
バンボのメリット!2つも買ったからこそわかる良さ
バンボのメリットをまとめると、こんな感じです。
- 育児の手が足りないときに本当に助かる
- 柔らかい素材だからぶつかっても痛くない
- 離乳食を食べさせやすい
- 洗いやすい
- 人気商品だからあとで売れる
これらのメリットを感じた理由について解説します。
育児の手が足りないときに本当に助かる

1番のメリットはこれ。もうこれに尽きる。
バンボに座ると視野が広がるので、少しの間ですがご機嫌で座っていられるようになります。
とくに誰かに「抱っこしておいて」と頼めない状況のワンオペママには心からおすすめしたいです。
少しずつ体力がついて睡眠時間が減り、視界が広がりまわりのことがよく見えるようになって…ママのことを認識してくれるようになります。
つまり、ママの姿が見えないと泣く。
逆に、視界にママがいても「抱っこして~」と言わんばかりに泣く。
要するに、よく泣きます!
「お腹すいた」「おしりが気持ち悪い」「眠い」以外の理由でも泣くようになるのがこの頃からなんですよね。
ずっと抱っこしてあげられたらいいんですが、ワンオペママや2人以上育児しているママにとっては物理的にも精神的にもそんなの不可能ですよね。
「誰か助けて…」って思っているママを助けてくれるのがバンボです。
やわらかい素材だからぶつかっても痛くない
バンボは、ウレタンフォームというやわらかくて弾力のある素材でできています。
赤ちゃんにとってはもちろんですが、ママや家族にとっても安心です。
というのも、バンボって床において使いますよね?
床においてあるものって、だいたい小指ぶつけますよね…?
ベビーベッドやバウンサーなど、硬い素材のベビーグッズに小指をぶつけては悶絶してきた私にとっては重要なポイントです。
赤ちゃんを座らせるとき・出すとき、ママも赤ちゃんのお互い痛くないので安心です。
安定感がある
バンボは安定感があるので、ちょっとやそっとじゃ倒れません。
ちょっと目を話した隙に転がってしまったらシャレにならないので、赤ちゃんを座らせるイスの安定感は重要視したいポイントですよね。
そして、抜け出してしまわないか心配のママもいると思います。
バンボはしっかり体に密着する設計になっているので、赤ちゃんが自力で抜け出せるようになるのは相当大きくなってからだとです。
(その頃には普通のイスに座れるので、バンボがいらなくなっていると思います。)
洗いやすい(でも、お風呂での使用はNG)

バンボは表面がつるっとしているので、丸洗いが簡単にできます。
汚れたときは、濡れた布で拭きとったり、お風呂場に持っていってシャワーでザーッと洗うだけ。
そして、水が染み込まないのも使いやすいポイント。
洗い終わったとは乾かさなくてもOK!拭けばまたすぐに使えます。
お風呂でのバンボの使用は基本的にはNGです。
ぶっちゃけバンボはお風呂でも使えます。私のまわりに使っているママはたくさんいます。
でも、メーカーは推奨していない使い方なのであくまでの自己責任の範囲で使ってください。
あとで売れるから節約になる

バンボは、必要がなくなったときに高額で売れることもメリットの1つです。
それはバンボが世界的に人気のロングセラー商品で価値が下がらないからです。
ヤフオクやメルカリでバンボを調べてみると、程度が良いものなら3000円~5000円で取引されていました。
それくらいバンボが人気ってことだよね!
「でもオークションに出品するのはめんどくさいな…」という人もいますよね。私もそうです。
そんなときはベビーグッズを買い取りしてくれるリサイクルショップに引き取ってもらうという方法もあります。
- ヤフオク・メルカリ…3000~5000円
- リサイクルショップ…500~3000円
バンボが必要なのはどんなママ?
バンボが必要な人は、こんなママです。
- 子供が2人以上いるママ
- ワンオペ育児の時間が長いママ
- 縦抱き抱っこが好きな赤ちゃんのママ
子供が2人以上いるママ
上の子のお世話をしなければいけない場面も必ずあります。
食事も上の子と下の子で一緒にあげなければいけない場面も…。
そんなとき抱っこしなくても座らせて視界を広くしてあげられるバンボが大活躍してくれます。
ワンオペ育児の時間が長いママ
- 離乳食をあげるとき
- トイレに行くとき
- アイロンや洗い物をするとき
こんな場面で、バンボがママをサポートしてくれます。
ちょっとの間、ご機嫌で待っていてほしいという願いをかなえてくれるので育児がぐっと楽になりますよ♪
縦抱き抱っこが好きな赤ちゃんのママ
新生児期が過ぎると、横抱き抱っこでぐずるようになりませんか?
そして、縦抱っこにすると泣き止む。
これは、赤ちゃんの視界に入るものが縦抱っこと横抱っこでは変わるからです。
横向き抱っこで天井しか見えないのがつまらないんです。
1人でお座りできるようになれば、自分で好きな方向を見ながら両手を自由に遊ぶことができます。
でも腰がすわるまでは、バンボに頼らない限りは大人が抱っこしたり膝に座らせたりするしかありません。
バンボのデメリットが気になって買うべきか悩んでいる人へ
今までの話をまとめておくので、考える際の参考にしてみてください。
- 発達に悪影響があるという意見がある
- 太ももがムチムチだとキツイかも…
- 変色しやすい
それぞれのデメリットは以下の対処法で解決できます。
長時間使用しない
使用後はTUMMY TIME(うつ伏せ遊び)をさせる
心配ならカリブをしてみる
保管するときは密閉して暗い場所に
私は3人の子供のうち、下2人の育児にバンボを使いました。
実際にバンボを使って感じたメリットは以下のとおりです。
- 育児の手が足りないときに本当に助かる
- 柔らかい素材だからぶつかっても痛くない
- 離乳食を食べさせやすい
- 洗いやすい
- 人気商品だからあとで売れる
そして、「バンボが必要!おすすめしたい!」と感じているのはこんなママです。
- 子供が2人以上いるママ
- ワンオペ育児の時間が長いママ
- 縦抱き抱っこが好きな赤ちゃんのママ
バンボは忙しいママを助けてくれる便利アイテムです。
首がすわり寝返りを覚えた赤ちゃんは、「眠い」「お腹すいた」などの単純な理由以外でも泣くようになります。
いつでも抱っこというわけにはいかないので、ママはますます手が足らなくなりますよね。
- ママが着替えるとき
- 食事をするとき
- お風呂上りにドライヤーをかけたいとき
ママが両手を使いたいシーンを探したらキリがありません。
ちなみに、バンボを買ったからと言って何時間も自分の時間が増えるわけではありません。
でも、「ほんの何分かでいいから待ってて」というときには大活躍してくれます。
バンボはいつからいつまで使える?気になる詳細情報
バンボ購入を検討している人のために、気になる情報をまとめました。
- 対象年齢 首すわり頃~14ヵ月
- 適応体重 約10kgまで
- サイズ 幅37.5×奥行き37.5×高さ24cm
- 重さ 1.2kg
- 足まわりのサイズ 約28cm
ママでもひょいっと片手で持てるほど軽いので、家の中での移動は簡単です。